小野登志郎のブログ

出版・ウェブの制作会社(株)小野プロダクション代表で、ノンフィクション・ライターの小野登志郎です。徒然にゆる~く書いていけたらと思ってます。

カテゴリ: 芸能情報

 いつもながら東スポ、飛ばしてます。

 情勢的にジュンス本人が当局により事情聴取される可能性はあるかもしれませんが、逮捕となるとどこまで彼が実際的に関与していたかが焦点となり、芸能活動で忙しい彼が経営を主導的にやることは物理的に難しく、そこまではさすがに……、というのが大方の見方なんじゃないかなと。
 
 JYJがらみは魑魅魍魎、面倒な人らがわんさかで、言及は一時的に取りやめてましたが、これはちょっと飛ばしすぎかなと。

 でも、なにが起こるかわからない韓国なので、なんとも言い切れないもどかしさはありますね。

 ちなみに件の東スポ記事、「水面下で進行していた『東方神起』五人の再結集」とか、「裏で芸能界の実力者」が云々とか、飛ばしに飛ばしてます。

 ただ、そんな話があるとかないとか、この件の「ツイッター芸人」とは違ったところで噂には聞いていたので、本当かいなとは思ってました。

 いやま、とにかく魑魅魍魎なことだけは確かですね。

 まあ、ずっと前からそうだったのですがね(苦)。

 

 今年は「韓流10周年」なんだそうで。2002年にNHK BS2で「冬のソナタ」が放映されてから10年が経過したというのがその理由。3月20日にはヨン様がドラマ主題歌を歌う『アニメ 冬のソナタ メモリアル アルバム』も発売され、アニバーサリー・ムードを無理やり盛り上げようとするが、どうもイマイチ。韓流ブームもノスタルジックに語られつつある。

 申し遅れました。私は韓流の端っこで、文章を書いているライターの阿部です。今回、小野編集長から「韓流と私」的なお題を頂戴したので、小文をお届けする次第です。

●韓流と僕

 僕が韓国を初めて訪れたのは確か86年4月のこと。大韓航空の往復航空券(東京~パリ)を利用した1年間の旅行の帰りで、ストップオーバーを利用した2泊3日のソウル滞在でした。所持金はほとんど使い果たしていたため、ホテル代などあろうはずもなく(成田空港では警察で飛行場から自宅までの交通費を拝借したほど)、宿泊はもちろん野宿。2日目の夜に地下道の踊り場で寝ていると、翌朝、警官に叩き起こされ、そのまま派出所へ連行とあいなり、その後、パトカーで大きな署へと。着けば、「滅共、防諜」の標語が出迎えてくれ、さすがの反共国家でありました。

 その後も韓国の歌に魅せられた僕は、ソウル詣でを重ね、昼はレコード屋、夜はディスコ通い。韓国人男性入場不可の米兵ディスコは安く遊べたので、よく行きましたが、女の子は米兵目当て。めげることなく頑張りました。

 時は流れ、東方神起の先輩、HOTが起こした第一次アイドルブームの波がうねった97年、K-POPで踊るクラブイベントを開催します。当時、新宿にも韓国人向けのヒップホップ風クラブ(現在はホストクラブになっています)がありましたが、お客さんは韓国クラブのお姉さん方とその連れの日本人男性で、僕が求めるクラブではなかったのです。また、K-POPなんて言葉はありませんでしたし、日本で初の試みだったにもかかわらず、ふたを開ければ、100名以上がご来場。そして、回を重ね、2000年には、やっぱりDJだけじゃなくて、LIVE & DJでイベントをやろうと決意。今では韓国ヒップホップ界のトップに君臨するヒップホップ・チームを招いてイベントを開催しました。

 時を同じくし、ワールドカップ共催に向けて日韓のミュージシャンによる合同イベントが増えていくのですが、音楽を介した日韓交流は、ヨン様の波にかき消されていくことに。ヨン様にまったく関心のなかった僕はただ呆然とするしかありませんでした。

 そして、みなさんご存知のK-POブームは圧倒的な情報量を伴ったがゆえ、受け手もオーバーフロー。何がナンだか分からないのに、みんな似たり寄ったりなもんだから、結局、“少女時代とKARAだけで十分”ってなことになったのです。

●2013年の韓流とは?

 こうして既に崩壊してしまった韓流バブル。でも、終わってしまったからこその、見どころもたくさんあります。では、“2013年の韓流”の注目ポイントを挙げていきましょう。

 まず、一つめは「大久保」です。近年、本国では日本を中心とした海外への輸出を前提に無数のアイドルグループが生まれました。韓国では市場が狭いため、ならば、黄金の国、ジパングを目指そうと考えたわけです。それを支えたのが“先物買い”を楽しむファン。そのため、韓国人すら「それ、誰?」っていうアイドルにも一定の集客力がありました。

 また、都内でイベントをやるなら、渋谷や西麻布といったお洒落エリアがいい、というのが一般的な発想。2011年末には適正のビザを持たず大久保でライブをやっていたノービザ・アイドルが逮捕されたこともあり、大久保は敬遠されがちでした。でも、昨年秋からこうした傾向が変化します。トップクラスのアイドルが300人規模の箱で単独公演をやったり、かつては「1,000人規模の会場じゃなきゃ嫌!」と言っていたアイドルがアットホームな場所でやったりと、「えっ」と驚く事態になっているのです。韓国では活動する場所(機会)がないアイドルもこぞって大久保を目指し、留学生やワーキングホリデーの若者で結成され、一世風靡した大久保発のアイドルも、本国から来たアイドルに押され気味。今ではA級からC級まで、さまざまなアイドルが大久保で競ってイベントを行っています。こうした現象もバブル崩壊があってこそ。雑誌やテレビで取り上げられることが少なくなったアイドルにとって、大久保が一つの大きなメディアと化しているのです。

 二つめに挙げるのは「異色アイドル」です。韓国の女性アイドルはデビュー時はキュートさを、そして徐々にセクシーさを打ち出していくのが定番の手法でした。でも、最近、話題のCRAYONPOPはそうしたフォーマットからズレているのが魅力のアイドル。ブルースリーちっくな黄色のジャージを着てみたり、ジャージに学校の制服を重ねてみたり(寒い地方の中学生っぽい)とファッションがユニークで、ダンスもアイドルの定番からズレズレ。少女時代やKARAをAKB48に例えるなら、CRAYONPOPの立ち位置はももクロZ的とも言えるでしょうか? (ちなみに、ももクロZについて尋ねたら、本人たちはその存在を知りませんでした)。しかも、ファンの前で自分たちの契約年数を「5年間」とぶっちゃけるところも◎。イロモノ感たっぷりの男性歌手、PSYが世界的にブレイクしたように、彼女らのような非正統派の異色アイドルが今後の韓流を牽引することでしょう。

■阿部泰之
山形県出身。新宿ゴールデン街にて、K-POPとコーヒー占いの店、Asyl を運営。傍ら、K-POPを中心にライターとしても活動。著書は『K-POP パーフェクトBOOK』(イーストプレス)。
ブログはhttp://asyl.exblog.jp/ にて。

この記事は「小野登志郎のメルマガ」に掲載されたものを加筆修正したものです。ご購読はこちらからお願いいたします→
http://www.mag2.com/m/0001552211.html 

 東スポが「JYJ所属事務所社長逮捕も」という記事を配信した。

 JYJ所属事務所社長逮捕も 2013年04月04日 11時00分
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/128800/

 誰が書いたのか匿名なので分からないが、まずは、このような重大な記事を書く場合、責任所在を明らかにする上でも、やっぱり書いた記者は名前を出した方がよいだろう。

 私の調べたところによれば、確かに制作会社の株式会社『kelaプロジェクト』が、JYJ事務所C-JeSエンターテインメント社長であるペク・チャンジュ氏を刑事告訴したという事実はあるが、それが警察に受理されるかどうか、とっても大きなハードルがあり、それがあって初めて報道するのがジャーナリストとしての基本的なルールだろう。CーJeS(とJVD)側にも、ここまで問題をこじらせてしまった責任は多々あるが、即座に逮捕となるまで悪質性があったかどうか相当程度に未知数であり、その辺の事情を勘案するのがジャーナリスト、報道機関の最低限のルールだ。それだけ社会的反響が大きい案件であり、そんなルールも守れないで記者倫理はどうなっているのだろうか? となる。まともな新聞社だったら懲戒ものだろうし、そもそも上が記事にすることを認めない。事実、この東スポ記事掲載のだいぶ前から、私や他の雑誌社にも情報が回ってきており記事にするかどうかが議論されたが「まずは刑事告訴が受理されてから」となっている。スクープはどこのメディアも欲しい。私もそうだ。しかし、これがルール、常識なのだ。

 この記事、もし警察が受理しなかったら、当然ペク氏は逮捕されないわけであって、このような扇情的なタイトルをほぼ断定調に書いた以上、「あたかも犯罪者であるかのように世間に知らしめられた」としてペク氏が名誉棄損で訴えたら、東スポ側が敗訴する可能性は高いだろう。

 もともと東スポは、JYJが元所属していたエイベックスと仲良しこよしであり、五人時代の東方神起が分裂した経緯に際しJYJに厳しい記事を掲載してきた。それは一つの見方として許容されることであるだろうし、尊重したい。しかし、今回の件は、エイベックスとは直接無関係ではあるが、東スポのいままでのJYJ潰し論陣の延長線上にある(と言って、「エイベックスが書かせた」ということは無いだろう)。「JYJ側を刑事告訴をした」とある筋から聞いた時、もしかしたら東スポが記事にするかもな、と思ったが本当にそうなってしまったというわけだ。

 ちなみに東スポ記事には書かれていないが、今回の刑事告訴の対象は、「当初、事務所社長ペク・チャンジュ氏だけではなく、JYJのジュンス、ユチョン、ジェジュンも入っていた」という芸能関係者の証言を私は得ている。もちろん彼らが逮捕される可能性が極めて低かったことは、ここに書くまでもないだろうが。

 東スポ記事には「絶対匿名を条件に芸能関係者が重大証言する」とし、下記の言葉を紹介している。

「制作会社の株式会社『kelaプロジェクト』が、ペク氏を著作権法違反で刑事告訴する準備を進めています。既に何度も相談を受けている警視庁は、書類が整い次第、受理する方針のようです」(東スポ記事より抜粋)

 ここで注目すべきは、「警視庁が受理する方針」というところ。どこまで裏をとっているのかどうか判然としないが、この裏付け作業があってこその記事掲載ゴーなのだろう。普通ならばだが。全国紙社会部ベテラン記者氏は言う。

「刑事告訴状の要件と形式が揃っていれば警察は受理せざるを得なくなります。しかし、受理したからと言って逮捕になるかと言えば、それはまだ先の話です。事案の悪質性などが問われますし、結果的に逮捕もされず不起訴で終わる可能性も十分にあります」

 と言うように、受理もされていない今の段階で、簡単に「逮捕も」などと書くことは到底できないのだ。

 また、件の東スポ記事は、記事のハク付け。権威づけの為だろう、日本大学の板倉宏氏という79歳の名誉教授のコメントを下記のように掲載している。

「著作権法違反は10年以下の懲役または1000万円以下の罰金と、かなり厳しい刑事罰が定められています。警察が受理すれば、逮捕状を取る可能性が高い。書類で証拠が固まっているから受理するわけですからね」

 一般論で語れば確かにそうであろうが、この板倉教授、今回の複雑な「芸能村」の利益争奪紛争について、ほんの一分でもお調べになったのだろうか? 警察だって背景を調べてから着手するわけで、「警察が受理をすれば、逮捕状を取る可能性が高い」など簡単に言うことはできないと私は思う。

 もう一度書くが、私が知る限り、C-JeSと刑事告訴した『kelaプロジェクト』の著作権を巡る紛争は、確かにC-JeS側に問題が無かったということはできない。『kelaプロジェクト』関係者の怒りと無念は私には十分に理解できる。

 しかし、それと今回の「逮捕も」という重大案件とは、また次元の違う話である。東スポ記事の最後には「事情を知る芸能プロ社長」が「韓国の芸能事務所は、日本の芸能界をナメてるんだよ」という言葉で締めくくられているが、こういった私怨、私憤だけで動くほど、日本の警察は暇なのだろうか。日本の警察が動くべきはずだったことは、今回の騒動には他にも多々あったはずだと私は思っているのだが。

 今もまだ、JYJ東京ドーム公演は真っ最中である。そろそろ最後のファンファーレになる頃だ。そんな大事な時に水を差す(どころではない)記事が出てしまい、それに対してこのブログで反応しなければならないことが、個人的に残念でならない。

 明日から三日間の東京ドーム公演を控えているJYJ。相変わらず日本のマスコミからほぼ無視されている状況は変わらずだけど、なんとか日本における活動は再開されたとみてよいでしょう。なので、ホッと一安心していたら、「同じようなことあるよ」と教えてくれた業界関係者がいました。ジャニーズの赤西仁クンのことです。

 どうやら夜の東京六本木や西麻布で、今もっともブイブイ言わせてる芸能人集団は「赤西軍団」と言われているみたいで、彼らのご乱行は芸能各紙誌によって書かれまくっている。赤西軍団の暴れっぷりは、ジャニーズ事務所への反発が背景にあるのはたぶんそうだろうし、また、ジャニーズ事務所からの擁護が全く無いから書かれっぱなしなのでしょうね。

 そんな、ジャニーズ事務所から見放された赤西クン、「ジャニーズからの放出は秒読み」とか書かれているけど、ある業界関係者によれば「簡単に捨てない。捨てたら自由になって他の事務所とくっつく。そんなことさせないよう飼い殺しにする。それが、他のジャニーズアイドルに対しての見せしめ効果になる」とのこと。

 「見せしめ」「飼い殺し」。なんだか、聞いたことあるような、ないような話だなと……。

 そんな赤西クン、このまま黙って潰されてしまうようなタマじゃないようで、なにかしでかすのかもしれないなと。いろいろと話を聞いているのですが、今後とも動向を追いかけてみようとは思ってます。

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