興味深い記事がヤフトピにアップされていました。

 


『有料メルマガをやめました 我が動員とマネタイズ敗北宣言 - 常見陽平』 アゴラ 5月4日(土)10時41分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130504-00010000-agora-soi

 

 

 まず驚いたのは、常見陽平さんですらメルマガ読者は数十人ということ。自慢ではないですが、わたしのメルマガ読者はもうちょっといます。ネットで有名な常見さんより多くて「やったー」と思ってしまいました。でもわたしの場合、知り合いの編集者や記者を軒並み動員しての読者数なので(そしてなにより東方神起とJYJファンの方々)、あんまり威張れない数字です。その辺のあれやこれやを恥をしのんで「敗北宣言」でさらけ出して、さらにはそれをネタにできる勇気ある常見さん、素晴らしいですね。

 

 これは嫌みではありません。この記事には常見さんだけではない有料メルマガを発行している人間の本音が書かれていると思ったからです。わたしも「そうだよなぁ」と共感してしまう部分、とても多かったです。

 

 ホリエモンや津田大介氏など一部の方を除いて、有料メルマガはその労力と時間を考えればだいたいが赤字でしょう。他にコストパフォーマンスの良い仕事があれば、そちらを優先せざるを得ない。常見さんの決断は、人一倍仕事が多いライターさんだから、という面がありますね。まあ、だから恥をかける余裕があるわけです。さすがです。

 

 で、常見さんは「有料」は辞めるけど「無料」は続けると言う。そもそも有料でなければ常見さんの読者はたくさん存在するでしょうからそれは当然でしょう。また、ライターにとってメルマガ発行の面白さというのは、有料であろうが無料であろうが確かにあるのですからね。

 

 個人的にも常見さんの文章は結構好きで、なるほどぉと思うことしばしばなのですが、やはり彼は、ホリエモンや津田氏に比べればキャラが立っていないですね。だから有料で勝てない。自分で自分のキャラを煽り上げないと、そしてそれに成功しないと読者は買ってくれないわけです。芸人と同じです。俗に言う「セルフプロデュース力」が問われたのですね。

 

「ネットでセルフ・プロデュースしてるライター、気持ち悪いんだよね」なんて言う編集者、結構います。確かに気持ち悪いです。ですが、多かれ少なかれ個々のライターがそうせざるを得ない環境にあるのもまた事実なのですね。常見さんはウェブにおけるセルフプロデュース上級者の一人だと思うのですが、その「敗北宣言」は、後発組ウェブライターのわたしとしては、いろんな意味で興味深いものでした。

 

 で、わたしは有料メルマガ続けます。常見さんとはまた違った環境にあるからですし、まだ一年も続けてないのに辞めるわけにはいきませんし。もうちょっと様子見してみて、自分自身の体験として「過渡期」とやらを感じてみたい、というものもありますから。

 

 でも読者数が数十人になってしまったら……、やっぱり辞めると思いますね。なので、そうならないよう、いろいろ試していかなければと考え込んでいます。